毎年、正月になると、嫁の兄弟家族が我が家に集まるのが恒例行事。
うちの家が、みんなの家のちょうど中間地点にあるからという、地理的理由でそうなったのだが――
正直、私としては……ちょっと迷惑である。
まあ、そこは「大人の我慢」というやつだ。
さて、この集まりには毎回「おやつ持ち寄りシステム」があるのだが、今年は誰かがコストコのクッキーを買ってきた。
こんなの ↓
24枚入りで1,580円。
おお、なんかアメリカンな香りがする!見た目はボリューム満点で美味しそう!
…だったのだが。
持ってみると、思ったよりも「しっとり系」。
例えるなら、ちょっと乾燥した「ぬれ煎餅」みたいな…
サクッとはしてない。
何人かが食べたが、
場の空気が一瞬止まる。
そして誰かがポツリ。
「美味しいけど……一枚でいいかな」
誰かが買ってきたクッキー。
最大限の気遣いのある良いレビューじゃないだろうか。
わかる、
まずくはない。
でもね、とにかく甘い!
甘すぎて食えん
結果、みんな一枚食べて終了。
我が家に残されたクッキーたち
そんな中――
バイトで集まりに参加できなかった息子が、帰宅後にパクッと一枚。
すると
「うまっ!!」
嫁と私「えっ!?」
まさかの高評価。
どうやら、あの激甘クッキー、息子の味覚にドンピシャで刺さったようだ。
少数派な息子
息子「次、コストコ行ったらまた買ってきて」
とのご要望。
……というわけで、あの暴力的な甘さのクッキーは、まさかの我が家のレギュラーとして定着してしまった。
やっぱりね、
人の好みって、ほんと千差万別。
メダカの世界も、まさにそれ。(無理やりメダカに絡める俺)
いろんな種類がいて、それぞれに好みが違う。
人気があるのは、もちろん「万人受け」するタイプ。
でも、私はどちらかと言うと、少数派な好みを選びがち。
……そうか、
息子は遺伝したんだ。
納得。
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