わたしがメダカを始めた10年ほど前は、もっとシンプルだった。
幹之なら…「体外光をどこまで伸ばせるか!」
楊貴妃なら…「とにかく赤く!」
そんな感じ。
ところが今は、光体型やら、アースアイやら、鱗がどうのこうの…
ややこしいねん。

例えば、
五式松井ヒレ長光体型アースアイ
と言う品種がおったとしよう。

まず、五式らしい表現になるか?
ヒレはちゃんと伸びるか?
光体型は、光体型同士なら100%だけど、背曲がり問題がある。
さらに、アースアイになるか?
気になったので、勝手に数値化してみた。
五式らしい表現:30%
アースアイ:50%
光体型で背曲がりにならない:50%
松井ヒレ長らしく伸びる:50%
これを全部掛けると…
30% × 50% × 100% × 50% × 50%
=3.75%
つまり…
約27匹に1匹。
※もちろん、系統によって数字は変わります。
ムズッ!!

…いや、まだ終わらない。
ここにさらに、孵化率と生存率が加わる。
例えば100個採卵したとして…
孵化率80% → 80匹
生存率80% → 64匹
その64匹から選別すると…
五式らしい表現 → 約19匹
アースアイ → 約9~10匹
光体型 → 約9~10匹
背曲がりなし → 約5匹
松井ヒレ長 → 約2~3匹
つまり…
100個採卵しても、完成形は2~3匹。
辛っ!!

……と思ったら、
さらに厄介なのが、性別問題。
せっかく理想個体が2~3匹出ても、
オスばっかり。
あるいは、
メスばっかり。
なんてことも普通にある。
つまり、100個採卵して、やっと1ペアできるかどうか。
絶望。

【まとめ】
昔は、「赤い!」「光った!」で喜んでいたのに、
今は、「表現」「ヒレ」「体型」「目」「性別」…
チェック項目が多すぎる(笑)
その分、理想の1匹ができた時の達成感は格別。
……まあ、
私はその前に心が折れるけどね
そういえば…
去年まであれだけSNSを賑わせていた
五式系のハウスネームたち。
みんなどこ行ったん?🤔
わたしが勝手に思うに…
固定率が高い品種は、値下がりは早い。
でも、その代わり長く愛されて残る。
逆に、
固定率が低い品種は、高値は付く。
でも、作るのが難しすぎて続かない。
ブリーダー的には、固定率が低い方が良さそうだけど
個人愛好家は
やっぱ固定率上げてほしいよね。
わたし、失敗しますんで!
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