メダカを育てていると、必ず出てくる“あいつ”。
同じ日に生まれたはずなのに、ひとりだけ明らかに大きい。

そう、いわゆる「とびこ(飛び子)」です。
別名、ジャイアンとか呼ばれてる…(知らんけど😆)。

🔹 とびことは?
「とびこ」とは、同腹の兄弟の中でひときわ成長の早い個体のこと。
群れの中で一匹だけ、餌を独占してどんどん大きくなる“エース級”の存在です。
たぶん、小さい子も食べてる…かも。😓

🔹 とびこはなぜ出来るのか?(AI情報)
理由はいくつかあります。
・生まれたタイミングが少し早かった
・餌を取るのが上手
・代謝が良く、食べたものをすぐ成長に変えられる
・成長抑制ホルモン(フェロモン)がいっぱい出た
※成長抑制ホルモンとは? →

実は、とびこになるのは環境だけではなく、②や③のように体質的に「育ちやすい遺伝子」を持っているからだそうです。
遺伝子と言う事は、遺伝すると言う事やね。
🔹 とびこを累代するとどうなる?
では、この“とびこ”ばかりを親に選んで累代するとどうなるのでしょう?
✅ 成長の早い系統が出来上がる!
毎世代、成長の早い個体だけを選ぶと、
次の世代も「速育ち体質」が強くなるため、結果的に平均成長速度が上がっていく。
スーパージャイアンの完成

さらにおまけとして、過密・低温環境でも強いメダカになることもあるらしい。
実際、養殖魚(ニジマスやティラピア)でも同じ方法が使われ、数世代の選抜で成長スピードが20〜30%アップした例もあるそうです。
🔹 では、なぜ誰もやらないのか?
実は、致命的なデメリットがあります。
・早熟で寿命が短くなる
・胴長や頭でっかちなど、体型が崩れやすい
・色やヒレの伸びが遅れる
簡単に言うと、成長が早すぎて、色や柄、体外光、ヒレの伸びが追いつかないうちに死んじゃう。
ダメじゃん!😓

あと、映えん!
🔹 それでも意味はある?
改良メダカの世界では微妙ですが、実験・研究用の素材には良さそう。
🔹 結論
・とびこを累代すると遺伝して成長が早くなる
・しかし、改良メダカの世界では見た目重視なので必要なし
・研究・実験用には面白いテーマ
💬 誰かやってみて…
たぶん完成した頃には、メダカブームも終わってるかも…😆




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