それは、ある日曜日のこと。
私は、ヤフオクで、運命のメダカ(例の蛇墨武)を競り落とした。

「勝った…!」
勝利の余韻に浸りつつ、ふと発送方法を確認した。
発送方法は、ゆうパック

嫌な予感しかなかった。
私の心臓は、メダカより速い鼓動を打っていた。
なぜなら、ゆうパックは過去にトラブルがよくあるからだ。
私は出品者に静かに、メッセージを送った。
「『火曜日着』でお願いします。」
火曜日なら郵便局止めにして、受け取りできる19時にギリ帰れる。
愛しのメダカを、早く新鮮な水に放つことができるのだ。
そして月曜日。
出品者から「発送完了」の連絡がきた。
確認のため、震える手で送り状番号を入力し、追跡画面を開いた。
「な……ッ!?」

画面に映し出されたのは、残酷な現実だった。
到着予定:水曜日
「火曜日と言ったではないか! 出品者よ!」
私は即座に、出品者に確認のメッセージを送った。
しかし、出品者からの返信は、さらに私を混乱の渦へと叩き落とした。
「郵便局のホームページでは、『翌日(火曜日)』になっておりますが……」
私は急いでホームページを確認した。
確かにそこには、「翌日」**と記されていた。
すまぬ、出品者さんよ。
追跡画面は『水曜日』。
ホームページは『火曜日』。
お前たちは、一緒の業者だよね。
どっちやねん!

翌日、火曜日。
私の精神は、すでに限界を迎えていた。
昼過ぎ、私はついに、禁断の電話を郵便局へとかけた。
結果
「……はい、午前中にお届けに伺いましたが、ご不在でしたので、持ち帰っております。」
局員のその一言に、私は膝から崩れ落ちた。
「午前中……だと……?」
水曜日着の予定が、なぜ火曜日の午前に着く?
これはもしや、
時空を超えたのか?
郵便局の地下には、時間旅行を可能にする秘密の装置でもあるというのか!?
……まぁ、結局のところ、私は夕方に局へ駆け込み、無事にメダカをゲットした。
目的は達成された。
メダカは元気だ。それはいい。
しかし、私の心には、拭い去れない「モヤモヤ」が渦を巻いている。
私は知っている。
これが初めてではないことを。
過去にも数回、私はこの「時空の迷宮」に迷い込んだ経験があるのだ。
たぶん、ゆうパックには、「時間厳守」という概念がない
ゆうパックって、トラブル多いんじゃね?
※注:これは、あくまで個人の被害妄想……いや、印象です。
だからこそ、私は、ここに声を大にして訴えたい。
出品者さん
頼む!
メダカの発送は、
クロネコにしてくれ!!!

数百円の儲けで喜ぶな。
お客様第一の原点に戻るんだ!
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