先日、ちょっと面白い実験を見つけました。

どんな実験?
※名古屋大学や福井大学などが行った実験です。
遺伝的に異なる6系統のメダカを使って、
26℃ → 55℃
26℃ → 2℃
と、水温を一気に変化させます。
そして、
「体のバランスを維持できなくなるまで、どれくらい耐えられるか?」
を調べました。
ちなみに、
「何℃になったら死ぬのか?」
という実験ではありません。
極端な暑さ・寒さという温度ストレスに対して、系統によって反応に違いがあるのか?
そこを比較した実験です。
しかも面白いのが、
メダカがバランスを失った瞬間をAIで判定。
時代は進んでますな……。
【実験結果】
2℃まで冷やした場合は、
HNI-II 86.8分
HB11A 89.4分
d-rR/TOKYO 92.3分
OK-Cab 101.6分
HO5 106.7分
HdrR-II1 112.3分
55℃まで加熱した場合は、
HNI-II 89.1分
d-rR/TOKYO 94.4分
HO5 96.0分
HB11A 98.0分
OK-Cab 99.4分
HdrR-II1 105.8分
という結果でした。
ちなみに英語は系統名ね
……って、
英語ばっかりで、どんなメダカやねん!
ということで、ざっくり紹介すると、
・HNI-II
キタノメダカ(新潟の野生メダカ由来の近交系)
・HB11A
ミナミメダカ(南日本系統の近交系)
・HdrR-II1
ミナミメダカ(d-rR/Nagoya由来の近交系。研究でよく使われる重要な系統)
・HO5
ミナミメダカ(南日本系統の近交系)
・d-rR/TOKYO
ミナミメダカ(研究用の実験系統)
・OK-Cab
ミナミメダカ(米国の研究用系統)
という、研究用に維持されている系統です。
※改良メダカ品種を比較した実験ではありません。
この実験から分かったこと

簡単に言えば、
メダカは系統によって、温度ストレスへの反応が違う。
そして、寒さと暑さでも系統ごとの反応は少し変わりました。
ただし、すべての系統を「強い・弱い」ときれいに順位付けできるほどの差があったわけではありません。
さらに興味深いのが、
同じ種類のメダカでも、維持されてきた環境によって違いが出ていた
という点。
長い世代にわたって同じような環境で繁殖を続けると、
その環境に適した特徴が残っていく可能性があります。
「えっ、大して面白くねぇじゃん」
いやいや……
メダカを飼っていると、
「同じ環境なのに、この種類だけ弱くね?」
って思ったことありません?
例えばミックス容器で、
「なんか黒いメダカだけ減ってない?」
みたいなこと。
要は、品種によって「強い」「弱い」可能性がある。
それが証明されたって事ですよね。
そうか、わかった。
メダカが★になるのは、弱い品種って事やな
いや、それは、お前が悪いと思う

サーセン💦
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