水温を下げる方法はいろいろありますね。
・日影を作る
・風を当てる
・エアレーションをする
・容器を白にする
もっとも簡単かつ効果があるのは、日影を作るかな。
この中で今回は、
エアレーションをすると水温が下がるのか?
を調べてみました。
【実験方法】
白バケツに水を入れて、日の当たる場所に放置。(簾あり)
バケツには、エアレーション有りと無しを作り、水温に差が出るのか調べてみた。
【実験】
今回は、3種類実験してみました。
エアレーション無し
エアレーション弱
エアレーション強
最初の水温は、30.3℃
熱くなり過ぎるとわかりにくいと思い、簾を掛けた。
4時間後
天気予報では気温35℃だが、日影に置いてた温度計は40℃。
暑い〜
では、水温を計ってみます。
結果が
コ・レ・ダ・!
【結果】
エアレーション無し 36.8℃
エアレーション弱 35.6℃
エアレーション強 35.6℃
エアレーションする事で1.2℃下がった。
エアレーションの強弱は関係なかったですね。
動画です
【考察】
今回の実験では、エアレーションの効果があった。
なぜ下がるのか?
推測だが…
・気過熱によるもの
エアレーションで水面が泡立つことで蒸発が起こり、気過熱で水温が下がった。
・水が動くため温まりにくい
水が動いていると温まりにくい。
川よりも池が温まりやすいのと同じ理屈やね。
エアレーション強弱が関係ないと言う事は、気過熱はあまり関係ないのかもしれない。
あと、バケツの上と下で温度差があると思ったが、わずか0.2℃程度だった。
上下で温度差がある場合は、下の水温が低くなるので高温時はメダカが底に逃げることが出来る。
その場合は、エアレーションしない方が良いのかもしれません。
【結論】
エアレーションをする事で
水温が下がった
ただし、完全に日影や直射日光がバンバン当たる場所では結果が違うかもしれません。
あと、溶存酸素が増えたりする効果もあるので、メリットの方が多そうですね!