スポンサーリンク

ゾウリムシを中間生物として与える(応用編)

先日、ブログにした「新しいゾウリムシの使い方」

 

必ず読め!

ゾウリムシでメダカにドーピンせよ。
いきなりですが、クロレラってありますよね。ミジンコ培養で有名ですが、メダカの飼育容器に入れる方も居られます。実はクロレラって、メダカが食べても消化できません。メダカは、クロレラの細胞壁を消化出来ないらしい。食べたクロレラは、消化出来ずに排出...

 
 

要は、ゾウリムシを中間生物として使うと言うやり方だ。

 
 

前回は、メダカが消化できないクロレラでも、ゾウリムシに取り込ませてからメダカに与える事でクロレラの栄養素を摂取させた。

 
 

今回は、メダカに与えるのに良い栄養素を考えてみようと思う。

 
 

ゾウリムシに与えて、取り込ませる微生物をAIに聞いてみた。

①PSB(紅色光合成細菌)

②クロレラ

③パン酵母(イースト菌)

④スピルリナ

⑤乳酸菌

この5種類だそうです。

 
 
 

さらに、この5種類の栄養素とメダカに与えて栄養補給になる順に並べると

 

1位. スピルリナ

タンパク質含有量が60-70%と極めて高い

必須アミノ酸を全て含む

ビタミンB群、ビタミンE、βカロテンが豊富

鉄分やミネラルが豊富

消化吸収率が高い

 
 
 

2位. PSB(紅色光合成細菌)

ビタミンB12が豊富

カロテノイド類が豊富で体色向上
効果が高い

抗酸化物質を含む

免疫力向上効果

生体利用性が高い

 
 
 

3位. クロレラ

タンパク質含有量が50-60%

葉緑素が豊富

ビタミンC、E、β-カロテンを含む

細胞壁が堅いため消化性に課題

 
 
 

4位.パン酵母

タンパク質含有量が約45%

ビタミンB群が豊富

アミノ酸バランスが良好

消化性は中程度

 
 
 

5位. 乳酸菌

タンパク質含有量は比較的低い

消化管内環境の改善

免疫機能の向上

他の餌料の消化吸収を促進

 
 

だそうです。

 

まさかのスピルリナが一番なんですね。

 
 

実は、これらを飼育容器に入れても飼育水で薄まります。
その薄まった微生物は、メダカが餌として認識しないため、たまたま口に入ったものの一部分しか栄養分として取り込めません。
ゾウリムシに取り込ませてから与えると、栄養分を凝縮させ、メダカが消化しやすくなります。
また、ゾウリムシが動くため、餌として認識して積極的に食べる事で効率よく栄養補給できます。

 
 
 

だがしかし

 
 
 

ゾウリムシにこれらの微生物を与えてから栄養価値を最大限に活かせる時間があります。

 
 

それが

 

コ・レ・ダ・!

 
 

PSB(紅色光合成細菌):15-20分

クロレラ:25-35分

パン酵母:10-15分

スピルリナ:20-25分

乳酸菌:15-20分

 

微生物により、ゾウリムシの消化時間が違うため、時間差が出来るようです。

 
 

さらに

 
 

複数をゾウリムシに取り込ませる事も出来ます。

この5種類の微生物のおすすめと混合比率と入れる時間差をAIに聞いてみました。

 
 

ゾウリムシを介した複数餌料の効果的な組み合わせについて説明いたします。

最適な組み合わせと投与順序:

  1. 最も効果的な組み合わせ

 

A. 基本セット(3種類)

  • 紅色光合成細菌 : クロレラ : パン酵母 = 2 : 1 : 1

投与順序と時間:

  1. 紅色光合成細菌(0分)

  2. クロレラ(5分後)

  3. パン酵母(10分後)

  • メダカへの給餌:30-35分後が最適

 
 
 

B. 栄養強化セット(4種類)

  • 紅色光合成細菌 : スピルリナ : クロレラ : 乳酸菌 = 2 : 1 : 1 : 0.5

投与順序と時間:

  1. 紅色光合成細菌(0分)
  2. スピルリナ(5分後)

  3. クロレラ(8分後)

  4. 乳酸菌(10分後)

  • メダカへの給餌:35-40分後が最適

 
 
 

  1. 目的別の組み合わせ

A. 成長促進重視

  • 紅色光合成細菌 : スピルリナ : パン酵母 = 2 : 2 : 1

投与順序:

  1. 紅色光合成細菌(0分)
  2. スピルリナ(5分後)

  3. パン酵母(10分後)

  • メダカへの給餌:30-35分後

 
 
 

B. 免疫力強化重視

  • 紅色光合成細菌 : クロレラ : 乳酸菌 = 2 : 1 : 1

投与順序:

  1. 紅色光合成細菌(0分)
  2. クロレラ(5分後)

  3. 乳酸菌(8分後)

  • メダカへの給餌:25-30分後

 
 
 

C. 体色向上重視

  • 紅色光合成細菌 : スピルリナ : クロレラ = 3 : 1 : 1

投与順序:

  1. 紅色光合成細菌(0分)
  2. スピルリナ(5分後)

  3. クロレラ(8分後)

  • メダカへの給餌:30-35分後

 
 

この時間の条件として、水温:23-25℃の場合とします。

 

動画です

 
 
 

多少時間が過ぎたとしても、栄養分は残っているので無駄にはなりません。

今回のゾウリムシの使い方は、成魚にも良いが、稚魚の方が有効です。

※あくまでもAIの情報を元にしています。

今シーズンは、いろいろと実践してみようと思います。

 
 

とりあえず、スピルリナを買いに行こうと!

 
 

にほんブログ村 観賞魚ブログ メダカへ
にほんブログ村

 

スポンサーリンク

コメント

  1. celeru(香桜めだか) より:

    こんにちは!
    中間生物を与える場合の最も効率の良い時間まで調べるとは恐れ入りました!
    私はそこまで考えてはいませんが、ゾウリムシは相変わらずエビオス培養です。
    また、ゾウリムシを入れる水槽には光合成細菌も投与しています。
    光合成細菌を投与すると病原性大腸菌O-157などが減少するらしいですよ(^^)

    ちなみに光合成細菌は病原性大腸菌O157

    • HOBO HOBO より:

      こんにちは。
      わたしも、基本エビオスとPSBで培養しています。
      与える前にドーピングするので培養過程は、何でも良いかなと思っています。
      今回は、元々ゾウリムシに取り込ませるアイデアは持ってましたが、根拠がありませんでした。
      AIに聞いて確信に変わりました。
      なので、香桜めだかさんのおかげです。
      ありがとうございます😊
      AIのおかげでブログネタを深掘り出来るようになりました。

タイトルとURLをコピーしました